MacBook Proのトラックパッドが押せなくなってしまい、ついでにバッテリーのもちも悪くなっているという事でのご相談です。
トラックパッドがクリックできなくなる症状は、パッド裏側のクリックスイッチに付いている突起が、摩耗などで取れてしまうために起こる事が多いです。
ちなみに、iPhoneの電源やボリュームのボタンでも似たような事が起きます。
さて、今回のモデルはMacBook Retina 15" (Late 2013)ということで、それ以前のモデルと比べて作業難度が上がります。
というのも、トラックパッドの手前に内蔵されているバッテリーが、筐体に強力な両面テープでくっついている為です。
今回はバッテリーも交換することになりましたが、トラックパッドだけを交換するにしても、このバッテリーをどかさない事には先へ進めません。
ヒートガンを使って裏側(キーボード側)から温めつつ、頑張って少しずつ剥がしていきます。
何とか剥がれました…(汗だく)
ここまでくれば勝ち確です!
問題のトラックパッドを交換し、動作を確認してから新しいバッテリーを貼り付けます(一度貼り付けると再度剥がすのがとても大変なため慎重になります)。
作業完了!
無事クリックできるようになり、バッテリーのもちも回復しました。