修理作業日記

Mac mini (Late 2014) 内蔵ストレージ換装(HDD→SSD)

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Mac mini (Late 2014)のHDDをSSDへ換装のご依頼です。

換装することのメリットをざっくりご説明すると…

  1. HDDよりも読み書き速度が速い!(=体感の動作速度が向上)
  2. HDDのように駆動部品があるわけではないので、動作音がせず静か
  3. HDDとは原理が違うため、衝撃や振動に強く故障リスクが少ない!(代わりにある程度決まった寿命はあります)

ちなみに筆者も、ひとつ前のLate 2012モデルを購入後【SSD+HDDデュアルドライブ構成】にして長らく使用しておりますが、やはりSSDを起動ディスクにすると目に見えて速いです。

 

さて、このMac miniシリーズは今のところMacの中で最も小さなコンピュータで、ご覧のように非常に省スペース設計です。

お弁当箱と重箱の間くらいの大きさでしょうか(例えが…)。

 

 

これだけ小型な上、一見コンピュータには見えないような外観のおかげで、換装や増設の作業はラップトップ(ノート型)マシンより少し作業難度が上がります。
また、各種トルクスドライバー(T5,T6,T8)も必要になります。

では大まかな作業の流れをご紹介します(リペアガイドではないので多少省いております。ご了承ください)。

まずは本体を裏返し、フタを外します(画像が悪くてすみません)。

2012年モデルはフタを少し回転させると外れる仕様でしたが、2014年モデルはヘラなどを隙間に差し込み、直接持ち上げると外れる仕様に変わりました。

次にWi-Fiのアンテナユニットがついた金属プレートを外します。

この時引っ張ってアンテナケーブルが切れてしまわないよう注意します。

 

ネジで固定されているアンテナケーブルを外すとプレートは完全に外れ、このようになります。

ファンを外します。

外れたら、ボードの固定ネジとロジックボードに繋がっている各種ケーブルを慎重に外し、いよいよロジックボード本体の取り外しです。
初めて分解する場合はここが一番の難所となるでしょう。
二か所の穴にフィットする棒(ドライバーなど折れない強度のあるもの。専用工具もまだ一応入手可能なようです)を差し込み、ロジックボードを手前(各種ポートがある側)に引き出します。

 

この時力を入れ過ぎて一気にガバッと引っ張ってしまうと、下写真の電源供給ケーブルが断線する恐れがあるので、焦らず少しずつ引っ張り、隙間ができたら先にケーブルを外しておきます。

無事引き出せました。

次に電源ユニットを取り外します。
これは固定ネジを外した後、電源ケーブルの差込口を少し操作する必要があります。

差込口の下にある金具を横にスライドして外すと、差込口を動かせるようになりますので、90度回転させます。

あとは固定ネジを外して引っ張れば引き出せます。

これでようやく目的のHDDにアクセス可能になりましたので、ネジを外して引き出します。

マウンタにHDDを固定しているネジを4か所外したら、接続ケーブルを切らないよう慎重に取り外し、ケーブルも取り外したら、新しいHDD(今回はSSD)に換装します。

あとは逆の手順で組戻し、作業完了です。

 

お客様に動作確認して頂いたところ「速くなった」とお喜び頂けました。

今回はデータの移行作業はお客様ご自身でお済みでしたので物理的な換装作業のみでしたが、当店では移行作業も含めて可能ですので、調べてもよく分からない場合はお気軽にご相談くださいませ。

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