修理作業日記

MacBook Pro 15" Mid2012 イタリア語キーボード交換

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写真をほぼ撮り忘れましたが、先日の案件です。

キーボード上に少量の飲み物をこぼしてしまい、一部のキーが効かなくなってしまったという、割とよくあるご相談。

こうした場合はキーボードユニット全体の交換が必要になりますが…

イタリア語配列です。

基本キーの配列こそお馴染みのQWERTYタイプですが、Enter(Return)キーの横幅、左シフトキーの横幅、隣の不等号キーなどが特徴的ですね。

ネットで探したところ運良くイタリア語のものが見つかったので、取寄せ手配をしてマシン本体は一旦ご返却。

一週間ほどで入荷したのでマシン本体を持ってきてもらい、いざ交換作業に入ります。

と、やり始めて気付いたこと。

このモデルはキーボードユニットがネジではなくリベット(打ち付け式の固定金具)で固定されてるんですよね。

リベットは取り外すのも力ずくですし、また一度外れたリベットはネジと違って再利用不可なのです。

別にユニットを天板に固定しなくても、その上から(通常の向きで言えば下から)ロジックボード等を固定するので使えるには使えますが、天板に直接固定するものがなくなるので、打鍵時に少しユニットが沈んでしまいます。

天板ごと交換すればそういった問題は発生しませんが、今回はキーボードユニット単体を交換するしかないので、沈みをなるべく解消すべく用意したのがこちら。

 

金属もいける、耐衝撃タイプの瞬間接着剤です。

MacBookの天板はアルミニウム合金で、キーボードユニットの裏面も金属。

さらにキーボードという日常的に力(衝撃)が加わる部品という点を考慮して、こちらを選びました。

リベット止めされていたところ一箇所一箇所にこちらを一滴ずつ垂らし、固まるのを待ち、固まったら更に上からもう一滴ずつ…といった具合に、リベットの代わりに固まった接着剤で固定していくイメージで進めていきました(この一連の作業写真を撮り忘れました)。

正直「所詮接着剤だし気休めかなぁ」と侮っていたのですが、これが意外と頑丈に固定されるものですね。

タイピングしてもユニットが沈まない!

当然経時劣化は避けられないでしょうが、期待以上の働きをしてくれました。

一晩十分に乾燥させ、固定されたのを確認してから元通り組み上げ、最後にもう一度タイピングテストを行って動作確認OK。

税込\16,200でした。

イタリア語に限らず、取寄せ可能なものであれば各国語のキーボード交換にも対応致しますので、お気軽にご相談くださいませ。

(実は日本語よりも英語キーボードの方が取り寄せしやすかったりします…)

いやしかし、基板にまで液体が行ってなくてよかったですね…

皆さんもコンピュータの近くに飲み物を置く時は、くれぐれもお気をつけくださいね。

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